Magnoliaのガーランド (エレガントカントリー)
11月にアメリカのショプで見つけたマグノリア。
日本ではクリスマスのアレンジというと、ポインセチア一色になってしまいがちですが、新年を祝う花としても使えるマグノリアは、お正月のある日本にとってはとても重宝な花材といえます。
このマグノリアは、ジュートの素材で作られており、ジュートでありながら、縁取りにラメをいれ、とても丁寧につくられています。
アメリカでは、こうしたジュート素材やジーンズ素材の花やリボンのアレンジが去年あたりからたくさん出回るようになりました。
ここ数年、セレブのインテリアに、エレガントなカントリーが取り入れられています。そのため、素朴でナチュラルな素材を、一捻りしてわざとクラシカルに塗装するなど、都会で楽しむための洗練されたカントリーテイストが今のトレンドといえましょう。
大切に持ち帰ったこの花を、先日トライアルをされた生徒さんにご紹介すると、すぐにリビングに飾るお花にとレッスンのご依頼がありました。
お花を飾るお家の写真を持ってきていただき、相談してデザインはセンターから左右にガーランドになるように決めました。
さて・・・作業です。
大きなお花なので、お花をワイヤーでつなげていくうちにかなりの重さになります。
「お花って体力のいる作業なんですね・・・」と生徒さん
そうなんです。私も翌日胸が痛いと思って心配になったのですが、この作業のお手伝いの筋肉痛でした。
メインのマグノリアとシダーに様々な緑を組み合わせ、日本の新年にも合うように、さわやかな松葉を添えて・・・
幅広いジュートをリボンのように組み合わせることで、ナチュラルで暖かな質感を加えます。
クリスマスのホリデーシーズンから、新年。霜のおりる春を待つ季節に
カントリーテイストのおうちのリビングに、華やかで贅沢な洗練をプラスしてくれるアレンジメントです。
オーナメントや、リボン、紐などを添えることで、和にも洋にも楽しめる基本のガーランドとなりました。
トライアルの次にいきなりアドバンストレベルのアレンジでしたが、とても素敵な作品に仕上がりました。
翌日生徒さんがご自宅に飾られた写真を送ってくださいました。
予めスペースを考えてのアレンジでしたので、空間にぴったりフィットして本当に素敵です。とてもご満足いただいたようで、豊かなホリデーシーズンのお手伝いができて本当に嬉しく何よりのお言葉です。
2015年はお花を通してみなさんの感性に刺激をいただいて、とても学ぶことの多いものでした。来年もお花とみなさまとの出逢いに感謝を重ねる日々でありますように・・・・
So, what do you think ?