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Happy Holiday2019年のクリスマスの夜が静かに終わります。La flora のお教室はしばらくお休みさせていただいております。ページの更新もお休みしておりましたが、すこしずつお花やインテリアなどの気づきをお伝えできればと思っておりますので、お付き合いいただければ幸いです。

Sweet Bay
さて、クリスマスイブの日に、ずっと探していた月桂樹の苗を手に入れました。とても立派な苗でしたので、直立した幹のものを選び、トピアリー仕立てにしていく予定です。本当は二株手に入れて、玄関に対で置けるようにしたかったのですが、直立のものは一つだけでしたので、相方はまだいません。元気すぎる苗は少し時期をのがしてしまいましたが、大胆に剪定し、その枝で新年のリースをつくりました。天を目指すようにまっすぐ伸びる常緑の枝葉を生かして、大胆にまとめていきます。アメリカでは新年の色は白とゴールドということですので、ゴールドのリボンをつけましたが、やがては、麻のリボンにつけかえ、檸檬の木の見えるキッチンドアにぶらさげて、ホットポットのハーブとして、香りを楽しみ続けようと考えています。リーフはドライのものと、フレッシュハーブを冷凍したものを用意し、料理によって、香りを使い分けます。

Bolognese sauce
たっぷりの鍋に美味しい赤ワインを入れたボロネーゼソース。お友達にもおすそ分けしました。
St. Valentine’s dayの赤い薔薇・・・
ありきたりと言われても、もらって嬉しいのは事実。
愛のかたちがたくさんあるように
赤い薔薇も一つじゃない。

St. Valentine's day
たくさんの姿や表情を持っている。
まだ青い硬い蕾もあれば
少女のように恥じらうときもあり
あふれんばかりに豊なときもある。
熟成させた深い愛の色も
想い出を色とともに閉じ込めてしまう姿もある。
贈る相手を想う気持ちを語ってくれる花があるはず・・・・

St. Valentine's day
あなたも、
探して見ませんか?
あえて、王道を行ってみる・・・・
そこで、こそ光る愛のすがたもある。
ちなみに、私の愛はこのような感じに仕上がります。

St. Valentine's day
愛犬とのツーショットもアーティフィシャルなら安心して楽しめます。

St. Valentine's day
日本では女性から男性に気持ちを伝える・・・というのが一般的ですが
最近は欧米のように同性の友人や大切な人へと、博愛的な形のイベントになりつつある
St. Valentine’s day
少し早めですけれど・・・・
お花の仕入れは2月前に用意するのが普通なんです
今日はこのやさしさいっぱいのアレンジで
年末までの気持ちと運気をUPしていきたいと思います
実は・・・・
この日のアレンジのために
すこしずつ集めていたアイテムたちがあるのです

St. Valentine's day
最初に見つけたのが・・・・
ケーキの型にもなりそうな
ブリキの壁掛け用の花器
夏前からこの日のために手に入れておりました
すっとしたハートのシェイプとバラのエンボスがとても可愛いのです

St. Valentine's day
クリスマスの頃には
グラニュー糖を固めた砂糖菓子のようなテクスチャーの薔薇の花を見つけて
これは、ぜひとも
バレンタインデーや、ホワイトデーのアレンジに使いたいと思っていたのです
ケーキ仕立てですので、型の周りに白いサテンとオーガンジーのフリルのリボンをセット
そこに、
ピンクとサーモンピンクのバラをぎっしり埋め込みます
まるで、お姫様のベッドのようです

St. Valentine's day
更に太いピンクのオーガンジーのリボンを天蓋のようにつけて
おもいっきりラブリーなのですが・・・・
甘あまになりがちなところを
この、ブリキの花器の質感と色合いが大人に仕上げてくれます
そのままテーブルやカウンターに置いて綺麗なのですが・・・・
バレンタインデーのリースとはまた違う
ハートの壁飾り・・・・
ふんわりしたバレンタインデーのアレンジ・・・・・
キラキラして・・・
とっても美味しそう
プレゼントのときは、たべられませんといった内容のMEMOが必要かもしれません

St. Valentine's day
そばにあるだけで
やさしい気持ちになれますね
心をスィーツにしてくれるアレンジです
毎月初めの土曜日に
近くのカレッジの大きな駐車場に蚤の市がでていました
毎回、掘り出し物を求めて朝から出かけたものです
今の季節ですと、
大きな大きなフレッシュのクリスマスリースが並びます
たくさんのパインツリー(針葉樹)のリースはもちろんですが
これに混じって・・・・
ユーカリをふんだんに使った香り高いリースもたくさん出回るのです
日本でよく知られているコインの形の葉のユーカリだけでなく、
柳のような細い葉のユーカリもまた、風情が違って面白く見ていました
そんな香り高いCaliforniaハーブのリースを懐かしく思って
ユーカリのリースを玄関に飾りました
これも、直径が40センチ以上もある大きなものです

Christmas Wreath
リボンもたっぷり使って華やかに・・・
クリスマスには、シースルーでキラキラした美しいリボンが店頭に並び
いつも目移りしてしまいます。

Christmas Wreath
窓辺に飾るとより表情豊かになりますね
日頃・・・・
私のアレンジした花を見るたび
何がいいのかわからん・・・とつぶやいていた父が
お店のドア用にデザインしたお正月リースの撮影セットを見て
あれは、YOUが作ったの?
すごい立派だね・・・・と
嬉しそうにしたので・・・・・
どうやら、洋花に興味のない男性も
お正月飾りは目にすることも多く
他との違いを感じてくれたのかもしれません
明らかにお正月に我が家に飾る気持ちになっているので
ごめんなさい。
あれは、ご依頼のお品で我が家用ではないんです・・・
ということで
我が家のお正月用にもうひとつ
お正月リースを作ることにしました

New Year's Wreath
幸い、お花を仕入れに行った時
もう一つ同じカタチの綱を買っておりました
お正月のお花というとキク科のお花が多いのですが
今年はやっぱりラナンキュラスのモダンな感じに魅せられております
菊をラナンキュラスにするだけで
なんとなくモダンな和に仕上げることができます
お家用も
純白のラナンキュラスに
純白のデンファレ
さらに春いちばんに土のなかから顔をみせてくれる
ムスカリ・・・・
この白さを引き立てるのは
深い色合いの赤紫の胡蝶蘭です
今度は白とゴールドの長めの水引・・・・
実は出来上がって
お店用と並べるまで
お家用には一回り小さな綱を買っていたことを忘れていました

New Year's Wreath
水引の違いで
小さなリースも大きく見えますね・・・・
もう一つ今回のリースをモダンにみせているのが・・・・
紫色のカラー
綱のように絡み合わせることで
お正月気分をアップさせています
こんな表現を楽しめるのも
アーティフィシャルだから・・・・・・

New Year's Wreath
父に褒められて
ちょっと嬉しくなって作ったもう一つ・・・・
お気に入りのデザインになりました
お正月のリースは・・・
やっぱりフレッシュテイストのアーティフィシャルを選びましょう
青い藁の香りが漂う
曙〆の大きな縄に・・・・
キラキラしたモダンな水引・・・・

New Year's Wreath
花は近くで見ても本物にしか見えない
みずみずしいほどの・・・・純白の花達・・・・・
潔い白さが、空気を浄化する中で

New Year's Wreath
唯一高価で贅沢なカトレアが・・・・
新年の厳かな始まりを彩ります

New Year's Wreath
寿ぎにふさわしい
New Year’s Wreathです。
以前新築のおうちに・・・と
アレンジメントのご依頼を頂いたお客様から
今度は
クリスマスリースのご依頼がありました。
あの、ローラアシュレイの花柄ドレスの方です
クリスマスリースといえば
定番はやはり、グリーンの針葉樹にポインセチアですが
今回はアーティフィシャルだけにしか表現できない
クリスマスにこだわってみました。

Blue Bijou
お客様のご希望が
ブルー系のカラースキームでというお話でしたので
アーティフィシャルでリアルな感じのフレッシュ感のあるものにするよりも
むしろ
クリスマスならではの・・・・・
Bijouを散りばめた王侯貴族の衣装のような花をセレクトしてみることにしたのです。
ですから、
まず籐のリースには深いグリーンのリボンをしっかりと贅沢に巻きつけて・・・・さらに、同色のリボンをお花の周りにあしらいます。
このリボン、アメリカのお花の先生のクリスマスリボンのコレクションから分けて頂いたものです。
見えないところも贅沢に・・・

Blue Bijou
そこに、メインの深いブルーのバラを一輪
とにかくこれが主役ですから
あとはパープルのフリルのような花びらをちらし
やはり、カリフォルニア流といいますか
シルバーリーフのラメで光る蔓を・・・同じ色の小さな実
この実をもとめて、カーディナルが遊びに来るかもしれません
ゴージャスだけれど
目が覚めれば、それが少女のゆめ物語・・・・・

Blue Bijou
少し背伸びをしたけれど・・・
オーガンジーのリボンと
その先につけられた鈴の代わりの花びら
濃厚な色でまとめながらも少女の夢は続きます
ブルーのカラーですから
キラキラしているものの・・・実はクリスマスにこだわらず
飾ることができます。
また、テーブルに置いて
キャンドルのフラワーにすることもできます

Blue Bijou
ラッピングも・・・
まるで、ベニスのサンマルコ広場のペルソナをかぶった人たちのマントのように
とにかく濃厚な色を組み合わせてみました
めくるめく夢の中を少女は永遠にさまよい続けます・・・・
ワインのためのオートクチュールの写真をを見たお友達から
シャンパン用のオートクチュールも作って欲しいとご依頼を頂きました。
実は、一緒に私のホームページをみてくださっていたお友達のご主人様。
本来お酒を召し上がらならしいのですが
ワインのオートクチュールをお気に召して、どうしてもシャンパン用をデザインして欲しいとの嬉しいご依頼でした。
今回もイメージの神様が降りてくるように・・・・
試しにお知り合いのお店にあるシャンパンにワインのオートクチュールを着せてみました

Don Perinigon
特別にドン・ペリニヨンを出していただいたら??
もちろん、マネキンさんとしてです。
おや?
ワインはいわば細身の八頭身。
ですのに・・・・
ドン・ペリニヨンはかなり豊満な熟女体型。
それぞれに似合うDRESSデザインが必要なようです。
オートクチュールですものね。
もっとも
一般家庭で楽しむスパークリングは
またまた違う姿・・・・
一般的に細身でなで肩
モジリアニの描く年若いご婦人みたいな感じです。
ラベルや、蓋のカバーもゴールドなどゴージャス感があり
これにデコラティブな装飾は
互いを打ち消しあってしまいます。
そこで・・・・・・
今回は、真っ白な枝を表情豊かに絡ませながら
白のクリスマスローズとシルバーリーフのラムズイヤーを添えて
ナチュラルな
冬の森・・・・
待雪草をさがして冬の森をさまよう少女が
春の精に出会った時を思い描きました。

Sparkling Lover
寒い冬の雪の奥に
確実に春の訪れへの輝きが潜んでいます。
ドラマの主役はもちろん、スパークリングのボトルです。

Christmas
クリスマスのアレンジのご依頼がありました
質の高いジュエリーのようなポインセチアをメインに・・・・
お花の高さを変えて
ツリーのような形に仕上げていきます
やや暗めの照明のお部屋に置くので
本来なら深いグリーンを使いたいのですけれど・・・
黒く沈んでしまわないように
グリーンもやや明るめのものを用いました

Christmas
クリスマスは
新しい命の再生の喜びでもあるので
グリーンで命の輝きを表現します
お昼間の白いお部屋でも清潔感のあるアレンジになっています
ゴールドのリボンで
トップスターをイメージして
両サイドにカールして流します
もう一方は
今年お気に入りのフエルトでできた純白のポインセチア
張り出したコーナーカウンターに置かれるものですので
両サイドから別の顔になるようにしました

Christmas
フラワーベースは
Californiaで仕入れた緑青色のお気に入りです
ノエルの気分が高まります
こんな小さなアレンジでも
クリスマス・ツリーを楽しむことができます
ちょっと難しいカラースキームのクリスマス・リースのオーダーもいただいているので・・・・
今・・・
デザインの神様が降りてくるのを待っているところです
素敵なオーナメントを見つけたので
これに刺激されて
クリスマスのアレンジを仕上げることにしました

Christmas Arrangement with Vintage Ornaments
Californiaではそろそろ
フレッシュのクリスマスツリーやリースが店頭に並びはじめます
本来ならば、山にもみの木を切りにいくことから作業ははじまります
通常サイズは7フィートぐらい
日本の天井高だとトップのスターや
フランス人形のような大天使を飾ることは厳しそうです
お友達のお家に招待されていくと
そのフレッシュのもみの木の枝に・・・・
毎年お友達やご家族からもらった様々な想い出のオーナメントが飾られていて
そのオーナメントのお話だけでも
一日がたってしまいそうです
ちなみにこれは、
7年前お友達と同じ物を買って交換し合ったお気に入りです

Christmas Arrangement with Vintage Ornaments
ROCOCOの研究家の友達が私の部屋でみつけて
欲しい!って叫んだものです
このグレードのものもここ数年姿を消しています
あちらで、新年の色は・・・・フレッシュな針葉樹のグリーンに白とゴールドが基本です
ですから、
フレッシュのレッスンでは
この針葉樹のキャンドルスタンドのアレンジや
玄関飾りの巨大なガーランドに
上質のアーティフィシャルを添えてとても華やかなものにします
今回は・・・・・
このよりすぐりだけでクリスマスのお花をアレンジしてみました

Christmas Arrangement with Vintage Ornaments
ポインセチアに並んで
よく使われる素材がここでも二種類使われているマグノリアです
この丸みのある純白が
聖母のようなやさしさをアレンジに加えてくれます
夏の終わりに
そろそろクリスマス商品がでるということで
この上質のアーティフィシャルを求めていったのですが
今はもうこれだけのものは市場に出回らないようです
どこかで手に入らないものでしょうか???
そんな、無念も込めて
今年は私のコレクションである
この上質のアーティフィシャルだけでアレンジメントをいたしました
唯一左右に伸びたグロリオサのみ今回日本で買い足したものです
今年は・・・・
ラナンキュラスとグロリオサが心に響く花材でした
いつもは
生花そっくりのアーティフィシャルが好きなのですけれど
クリスマスだけは
まるで、王侯貴族のドレスやマントのように
光沢のある起毛の上品な素材に
ゴールドの縁取り・・・・
ビーズの宝石のような花芯たち
やはり一つ一つがとても手の込んだ
美しい作りです
この時期だからこそ
この圧倒的な存在感を楽しむことができます
カラースキームはビロードのような質感のオフホワイトと
ゴールドのお花だけを集めました・・・・
ポインセチアも定番とはいえ、
これだけ上質で美しいものはまだ見たことがありません
それぞれの葉は深いオリーブグリーンで
その表面もそれぞれに手の込んだマチエールを持っています
天上から舞い降りる大天使ガブリエルを迎える準備が始まりました

Christmas Arrangement with Vintage Ornaments
深々と降り積もる雪の中で・・・フェアリーたちのの羽音が聞こえてきそうです
このアレンジは私のコレクションの集合体ですので・・・・
販売はいたしておりません
毎年クリスマスのたびに
姿形をかえてアレンジに添えられてくるかもしれません
わたしにとっては
想い出のオーナメントのようなものなのです
クリスマスの一日前にアメリカに渡り生活がはじまったとき
サンフランシスコのクリスマス・イブが思いのほか静かだったことを
昨日のことのように思い出します
イルミネーションも店先の白熱灯のみのおとなしいもので
ビクトリアンの家の出窓に
美しいクリスマスツリーの明かりが漏れていました

Christmas Arrangement with Vintage Ornaments
ビンテージのアーティフィシャルを楽しむ・・・・・静寂のホワイト・クリスマス
これもまた、カジュアルメディテリニアンの提案です