新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。

BONSAI
新年の飾りは、クリスマスのリースにお友達から頂いた、ちりめんのお飾りを加えました。テーブルの上の盆栽は、数年前にホームグッズのショップで見つけたアーティフィシャルで、毎年年越しに引っ張りだされるお気に入りです。アメリカというのに、何故か見るからに日本風の我が家の白猫が、唯一活躍できそうな場面で、偶然にもポーズをきめてくれたので、写真に収めました。アーティフィシャルは、何度も使える便利さがあります。おせちも日本にいるよりも、手作りでトラディッショナルなものを作る日本家庭が多い気がします。一日後のリアルタイムで紅白を見るのもお約束の年越しです。
皆様にとってよりますます素晴らしい一年でありますように。

OSECHI
去年のしめ飾りの写真を見て、ずっとお願いされていたしめ飾りのレッスンです。
9月に材料を探しにいったのですが、肝心のしめ縄がまだ未入荷。
ようやく手元に届きましたので、しめ飾りのレッスンをすることが出来ました。

Lesson
もちろん、プライベートレッスンです。
ひとつはご家庭用。そしてもうひとつは、お寿司屋さんをしていらっしゃるお父様のお店用。

Shimewa
しめ縄を輪の形にした締め輪は関東地方ではよく飾られるもので、リースの形が、和洋折衷な今の日本家屋とのバランスの良いものとなっています。
一日に2つの締め輪のアレンジメントを作られるということで、気合が入ります。

Lesson
いつも思うのですが、レッスン中の生徒さんたちの真剣な横顔はとても美しく、惚れぼれいたします。
でも、手先の器用な生徒さんなので、一番悩んだのはお花選び。
一つは、好きなブルー系のアレンジで・・・・というご要望。
じつはこれがまた難問でした。
ブルーのお花は、セレモニー系のものは揃うのですが、おめでたいお正月ものをブルーでというのは大変なのです。
以前クリスマスリースをブルーでとのご依頼があったのですが、その時頭をかかえたのを思い出しました。
もともと、お花自体がブルーに発色するものが少なく、たとえば、ブルーの薔薇が永遠の研究テーマであるように、お花の種類も少ないのです。
アーティフィシャルとはいえ、お正月のお花をブルーでというのは難しいので、パープル系と、それをとりまく紐や水引などをうまく組み合わせて全体のイメージがブルー系に近づくようにバランスを取ります。
苦戦したのは、水引の扱いです。
バラの水引は一度折り目がついてしまうと、綺麗なカーブを描けないので、お習字などの一筆書きに似ています。

Shimewa
海外生活の経験のあるモダンなお家にもピッタリの、上品で洗練された仕上がりになりました。
お店のほうは、写真ではスケール感がでておりませんが、一回り大きく立派な締め輪を選び、松も大きく長く青々とした力強い松で勢いを出します。この秋ご成婚された典子さまのお印の蘭。その基本色ともいえるオーキッドカラーはこの秋冬のトレンドです。蘭の大様のカトレアをメインに。個性的な蘭を組み合わせて大変豪華な造りになっています。
ご両親の長寿を祈って、美しい亀の水引も載せて上品なおめでたい仕上げになりました。

Shimewa
お正月までは、まだ気の早い話なのですが、私の渡米のスケジュールにあわせて、早めにレッスンをしていただきありがとうございました。
アメリカにも、和のテイストの素材を持ち帰って年越しの作品を作ってみたいと考えています。
昼はみずみずしく爽やかに、夜はゴージャスに年越しを祝います。

Shimewa
神戸からお友達がレッスンにきてくださいました。
神戸でもアーティフィシャルのレッスンを受けているということで、緊張してのお迎えです。
東京のお友達も連れての、プライベートレッスンです。

Lesson
神戸のお友達はスーツケースを下げての訪問なので、お持ち帰りの楽そうなものを・・・と
熟慮の上、フォトフレームのデコレーションをセレクト。

Romnce
アーティフィシャルのサハラは側面が粉になりやすいため、デコラの場合グルーガンでの接着は難しく、安定するまでに少しストレスをお掛けしてしまいました。
今回は、設計士の父が持っていた建築用のスーパーハードなテープが役にたちました。
グルーを使うデコラにはアメリカにあるようなハードなベースを考えて行きたいと思います。
別の先生の手法なども伺って、たいへん勉強になりました。

Romnce
甘いテイストのお友達は、私の手持ちのリボンでしっくり来るものがなかったようで、ここでまた悩ませてしまいました。
黒とオフホワイトのストライプの太めなリボンのセレクトが絶妙です。
お友達らしい、貴婦人のような素敵な仕上がりになりました。
お連れのお友達の方は、この秋冬オススメのややブルーがかったホワイト・グレーのナチュラルリースを選んでくださいました。
この決め色が、アンティークローズやパープルの秋紫陽花を優しく包み込んでバランスよくまとめてくれます。

Lesson
生徒さんの真剣な眼差しは素敵なものですね。
甘すぎない大人色の薔薇が可愛いながらもエレガントな仕上げになりました。

Elegnt
フレッシュや、プリザーブド、アーティフィシャルなどすでに経験を重ねた生徒さんたちですから、これらの生徒さんにも、基本レッスンが必要ない分、満足が行くまでの完成度を目指してお手伝いさせていただけるようこころがけてまいります。
今日お会いした今年デビューのタカラジェンヌは、一緒に子育てに励んだ親友のお嬢さん・・・
この一月で成人となります
公園デビューからずっとわが子と一緒に幼い時期を育っていますから、
その成長ぶりには感慨深いものがあります。
長身のはずの私が見上げる唯一の女友達のお嬢さんですから
その長身から、もちろん男役・・・・
早くも地元同級生の出世頭。希望の☆です・・・・
そんな、彼女の決めたテーマカラーが紫と伺って
私の今年の作品もなぜかパープルが中心でしたので・・・・
一年の締めくくりの作品が
こうして紫で終わるのは不思議な偶然です

Deco Mirror
頂いたブロマイドの凛とした着物姿や、舞台の軍服姿からイメージして
化粧前という、楽屋の鏡の前にセットする小物たちの一つDeco Mirrorを作らせて頂きました
これは、デビューのお祝いです
私には女の子がいませんから
こんなプレゼントを喜んでくれるお嬢さんがいるのはとても嬉しいことです。
あと数年したら、もっとゴージャスなバスケットや、
お化粧マットのようなものも使えるようになるそうです。
その時が今から楽しみです。

Deco Mirror
センターの真っ白なアネモネは、花びらにホロがついて虹色に輝きますが・・・
花芯にも、ビースとパールで更なる輝きを加え、清純と正義を象徴し・・・
その周りにパープルのアネモネが濃淡や大きさを変えて配されています。
すみれ色のグラデーションで全体をまとめました。

Deco Mirror
立てかけておくことも、手鏡にすることもできるタイプのミラーです。
手元は普通リボンなどで巻くのですが、
お化粧の手で汚れてもすぐに拭けるような素材のままにして、代わりにタッセルを・・・
DECOアートや手芸が好きなお嬢さんなので、
とても喜んでくれました。
このMirrorが彼女の活躍ぶりを、私に代わって楽屋で応援してくれることと思います。
これからも、サポーターの一人として陰ながら応援させていただきます。

Deco Mirror
一年の締めくくりにぴったりな
希望あふれるタカラジェンヌとの再会でした。
未知数の可能性を秘めた彼女を見ていたら
またデザインの神さまが降りてきそうです・・・・・
来年もまた様々な出会いや
幸せな笑顔の瞬間のお手伝いができますように・・・・
先日、Sparkling Wineのガーランドを、LOHAS(ロハス)なInteriorの我が家のダイニングに・・・
と言っていただけたので、クリスマス仕様で、
真っ白なバスケットにセットしてラッピングの上お渡ししました。

Sparkling Lover
バスケットにからませて、楽しむこともできるとの提案なのです。
奥様は、評価してくださいましたが、本来はワインのためのDressをBlogでご覧になって
気に入ってご注文くださったご主人様。
ひょっとして、
ご主人様はもっと、デコラティブなものをご希望だったのでは?
とお問い合わせいたしましたら、やはりそうでした。
もっと、華やかなものがお望みだとのこと・・・・・
そこで、早速・・・今度は高級Champagneに似合う、
ゴージャスなご婦人のためのDressをデザインいたしました。

Madam Champagne
あまりに、清楚にフルーティに仕上げたSparklingのガーランドの反省から、
今度はもっと奥行きのある味わいのDressにいたしました。
単に、華やかなだけでなく、時には妖艶ですらある・・・・
そんな女性らしさを表現してみました。

Madam Champagne
お昼の顔も華やかですが、夜はさらに女性らしさがアップいたします。
メインは深い色に輝く葡萄の粒とビジューのついたビロードのような質感の胡蝶蘭。
彼女を妖艶に見せるのは、黒い薔薇のレースのチョーカーと、
その周りに絡みつく花模様のチェーン。これが、なで肩からDressがずり落ちないように
支える役割も担っています。
チェーンを支える胸元を覗きこむと、
シャンパンの銘柄の紋章を指し示すハート型のチャームが輝き・・・・ドキリとさせられます。

Madam Champagne
シースルーの黒いオーガンジーのリボンがボディラインにフリルのように添い・・・・
さらに、華やかなゴールドのリボンが光背のようにアウトラインを覆います。

Madam Champagne
ゴージャスな女性には、お金をかけてもっと磨いてみたい・・・
そんなゆとりのある男性の願いにもお応えいたします。
ワインのためのオートクチュールの写真をを見たお友達から
シャンパン用のオートクチュールも作って欲しいとご依頼を頂きました。
実は、一緒に私のホームページをみてくださっていたお友達のご主人様。
本来お酒を召し上がらならしいのですが
ワインのオートクチュールをお気に召して、どうしてもシャンパン用をデザインして欲しいとの嬉しいご依頼でした。
今回もイメージの神様が降りてくるように・・・・
試しにお知り合いのお店にあるシャンパンにワインのオートクチュールを着せてみました

Don Perinigon
特別にドン・ペリニヨンを出していただいたら??
もちろん、マネキンさんとしてです。
おや?
ワインはいわば細身の八頭身。
ですのに・・・・
ドン・ペリニヨンはかなり豊満な熟女体型。
それぞれに似合うDRESSデザインが必要なようです。
オートクチュールですものね。
もっとも
一般家庭で楽しむスパークリングは
またまた違う姿・・・・
一般的に細身でなで肩
モジリアニの描く年若いご婦人みたいな感じです。
ラベルや、蓋のカバーもゴールドなどゴージャス感があり
これにデコラティブな装飾は
互いを打ち消しあってしまいます。
そこで・・・・・・
今回は、真っ白な枝を表情豊かに絡ませながら
白のクリスマスローズとシルバーリーフのラムズイヤーを添えて
ナチュラルな
冬の森・・・・
待雪草をさがして冬の森をさまよう少女が
春の精に出会った時を思い描きました。

Sparkling Lover
寒い冬の雪の奥に
確実に春の訪れへの輝きが潜んでいます。
ドラマの主役はもちろん、スパークリングのボトルです。
これからのハーベストシーズンからホリデーシーズンにかけて・・・・
Californiaでは、より一層ワインが欠かせなくなります
パーティはもちろん
プレゼントにも・・・・
ワインをプレゼントするための袋もとてもおしゃれなものがありますし、
お部屋のワインをドレスアップするカバーのようなものも
様々・・・・・
そこで・・・・・
今回わたくしが提案させて頂きますのは、
ワインボトルのドレスガーランド
芳醇な香りを秘めたワインボトルと Best Match・・・・・
エレガントにして、ゴージャスなオートクチュールといえましょう

Wine Bottle Decoration
真っ赤なビロードのような質感のアマリリスとラナンキュラスは、
あたたかみのあるシルバーリーフのパープルセイジと合わせます
深い色の葡萄の艶やかさ・・・・
熟成された実りは
グラマラスなワインボトルの貴婦人の肩にゆったりと・・・
甘過ぎない太めのリボンをたっぷり使って
華やかなシーズンにピッタリの仕上がりになりました

Wine Bottle Decoration
ポインセチアの赤にしないことで、
このままバレンタインデーまで楽しむことができます
やっぱり
クリスマスにはポインセチアを・・・とおっしゃる方には
ちゃんとご用意いたしました

Wine Bottle Decoration
純白のフェルトが優しく気持ちを包んでくれるこのガーランド
アマリリスと同じようなリボンでも綺麗ですが
男性にプレゼントしてお部屋でも飾っていただけるように
渋目の黒い輝きのあるネットのリボンのものもございます
Handsome Style

Wine Bottle Decoration
たくさんのテイストのリボンで
甘過ぎない、大人のクリスマスを演出してみませんか?
これぞ、カジュアル・メディテリニアンのテクニック・・・・・
大切な方に・・・・・
想い出のワインに添えてプレゼントしたり
記念のワインをドレスアップしてディスプレイしたり
お店のアクセントにもなります

Wine Bottle Decoration
ワインボトルがないときも
そのまま
お部屋のインテリアとして
テーブルセンターにそのまま置いて楽しむことも
水を必要としないアーティフィシャルは
ファブリックとのコンビネーションも自在です